私たちの考える理想のエコノミー

チェコ共和国のBHMP農場。
最良の繊維を求めて試験栽培が続く。

 

 私たち Bohempia は、布地に理想的な軽くて柔かい麻繊維を求めて、数品種のヘンプをチェコ共和国内の自社の畑で試験栽培してきました。 

この取組みは、2020年4月に始まりました。

私たちは自社の麻畑を拓き、実験的に最初の種を蒔き、私たちが育てた大麻から服を作る」という、最も重要かつ明確な目標を持って、このプロジェクトを進めてきました。

その目的は、自分たちで麻を育て、収穫し、加工する方法をテストして、それができるだけ早く最高の繊維として利用できるようにすることでした。

 

大麻畑から、工場を経て店頭に製品が並び、そしてお客様の手へと渡っていく。

その全ての行程を、環境に優しい方法で行い、自分たちの手で届けたい。

それが、Bohempia の目指すエコノミーです。

 

 

2020年は、約200平方メートルの試験栽培地に3種類の大麻草を植えました。初めてという事で心配もありましたが、ヘンプは力強く伸び続け、 11月には、初めての収穫を行いました。

この実験は成功し、翌年の栽培が決定しました。

収穫の後、冬の間は、最高の麻繊維を得る事に全てのエナジーを注ぎ込みました。

私たちはシュンペルク農業研究所と協力して、ヘンプの正しい処理・加工法を探りました。研究所のメンバーと私たちは共に、収穫したヘンプから繊維を分離する繊維工場を訪れ、次に、分離された麻繊維を調べ、どの品種がTシャツ生地の生産に最適であるかを評価しました。

こうして来年栽培する品種の選定と、その品種に適した加工法の開発が終わる頃には、その種を蒔くのが待ちきれなくなっていました。

2021年5月、私たちは再び畑に立ちました。

前年比25倍。5,000平方メートルの面積での栽培と収穫には、多くの努力と勇気が必要です。

種まきの当時、私たちは少々緊張していました。結局、ヘンプは今年も再び物凄い生命力で伸び続けたのでした。

種から加工を経て最終製品になるまで、100%純チェコ産のヘンプ衣料が復活する瞬間は、もう目の前です。

私たちのヘンプは現在加工処理中で、その結果を楽しみにしています。私たちが選んだ品種が正しく育ち、その繊維が十分な品質であれば、私たちはもう一歩前進することができます。この収穫で、1枚目のTシャツを生み出す上で必要な製品開発に充分以上の繊維が採れました。

近いうちに、私たち自身の育てた麻から生み出されたTシャツの制作を披露できることを願っています。
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